
ある意味、ここまで放置したのだから今更設定しなくたって別に支障はないのでは?
とも考えましたが、SEO 的に・・・
・・・アレなんじゃないかなと思って。
あわててドメインの転送設定しましたが、結構面倒臭いことがいっぱいです。
そこで、Google Blogger ブログでカスタムドメインを設定するときに必要な作業と、DNS などの具体的な設定方法を備忘録的にまとめてみました。
Google Blogger のカスタムドメイン設定のおさらい
そもそも Google Blogger にオリジナルのドメインを割り当てる場合、wwwなしの Naked Domain での運用ができません。 トップレベルドメイン (www)もしくは、blog などのようなサブドメインを割り当てる必要があります。割り当てるというのはドメイン管理で DNS を設定する作業です。
大まかに言えば www.blogger-customize-tips.com を Google (Blogger) へ、それ以外も全部 Google (Blogger) へホスティングしなさいというような設定。
blogger-customize-tips.com NS レジストラのプライマリDNS
blogger-customize-tips.com NS レジストラのセカンダリDNS
*.blogger-customize-tips.com A 216.239.32.21
*.blogger-customize-tips.com A 216.239.34.21
*.blogger-customize-tips.com A 216.239.36.21
*.blogger-customize-tips.com A 216.239.38.21
www.blogger-customize-tips.com CNAME ghs.google.com
上記の設定を解説します。
1,2行目はドメインを取得したレジストラの DNS を使いますという指定。
3~6行目は、ドメインの全てのホスト名(*:ワイルドカード)を Google Blogger で指定されている4つの IP アドレスに割り当てますよという設定。
7行目は、ホスト名が www というトップレベルドメインだったときは、ghs.google.com をターゲットにしますというエイリアス設定。
このドメイン側の設定ができたら DNS 情報の波及を待ち、Blogger 側でカスタムドメインの設定を行います。
管理画面の「設定」-「基本」ページの「公開」の項目を変更します。

ここで、www なしの Naked Domain を www ありのトップレベルドメインにリダイレクトするというチェックボックスがありますから、これをティックして保存。
場合によっては、ドメイン所有権の警告が出ますから、同じ画面に表示されるユニークなホスト名をドメイン管理側で DNS に追加。この確認はものの1,2分で完了です。
Google Blogger に戻り、再度、保存。
これらの作業が終了したら、Blogger ブログがカスタムドメインで公開されるという流れです。
DNS の波及時間の差はありますが、早ければ全行程20~30分くらいで公開に至ります(一般的には24時間から72時間と言われています)。
ところが、設定の中で www なしのカスタムドメインを www ありにリダイレクトするように指定しているにも関わらず、私の場合、一度としてリダイレクトが成功した例がありません。100%の確率でリダイレクトされないのであります。
www なしがリダイレクトされない問題
この www なしの Naked Domain でアクセスしたときに www ありのドメインにリダイレクトされないという問題はかなり報告されていて、このトラブル回避策も公開されていました。Blogger Naked Domain Redirection Is Not Working
取得したドメインを Google Apps に追加して、Apps 側で www なしの Naked Domain を www ありのドメインに転送するように設定すれば 100% オッケー。
しかし、Google Apps の無料登録は既に2012年12月に終了しており、1ドメイン1年あたり6,000円前後支払うことになります。
ghs.google.com の IP アドレス 175.129.25.170 を ドメイン設定で A レコードに追加したら標準のリダイレクト設定(上記の設定のこと)が有効になった。これはやってみましたが、なぜか NG でした。
前提条件として www なし 用の ホスティングサーバが必要?
Google Apps を利用するという考え方は、結局、www なしの Naked Domain がターゲットとなる別のサーバを確保したということです。この発想で、
・Google Blogger は www あり(Google Blogger の標準設定)
・別サーバに www なしを立ち上げ、www ありの Google Blogger に 301リダイレクト
というようにすれば良いわけです。
私はドメインをお名前.com
DNS の管理は、お名前.com、バリュードメイン、godaddy はそれぞれのレジストラ、Crazy Domains で取得したドメインだけはフリーの DNS サービス Dozens で管理しています。
各レジストラの DNS と、Dozens の DNS 、それからお名前.com で申し込んでいるお名前.comレンタルサーバー
www はAサーバで blog は Google Blogger、www なしはお名前.com という変則的なパターンなども。
長くなって煩雑なので、www ありへのリダイレクトの具体的な設定方法については次のように分類しています。
気になる項目があればチェックしてみてください。
- お名前.com の共有レンタルサーバの設定(予定)
- お名前.com の DNS 設定(予定)
- バリュードメインの DNS 設定(予定)
- godassy の DNS 設定(予定)
- Dozens の DNS 設定(予定)
- Google ウェブマスターツールで www ありなしの設定(予定)
- 無料で www なしドメインを www ありにリダイレクトするサービス
wwwizer.com という無料で www なしの Naked Domain に転送してくれるサービスを活用するという方法もあります。
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